心を込めた介護と、文化をつなぐ架け橋

ひばり苑では、「今が一番しあわせな自分でいたい」という想いを大切に、地域に寄り添う介護サービスを提供しています。
今回は、ベトナムから来日し、介護の現場で活躍するスタッフ、レー ティ ホアさんをご紹介します。
その誠実な姿勢と温かい人柄が評価され、長崎商工会議所会報『かがやき』(2025年8月号)にも取り上げられました。
地域の皆様に向けて、介護の現場での取り組みや文化交流の様子が紹介され、私たち倫風館の取り組みが広く知っていただける機会となりました。

利用者様に寄り添う、やさしい介護

レーさんは、入浴介助などの業務において、利用者様一人ひとりに合った方法を丁寧に学び、安心して快適に過ごしていただけるよう心を込めて対応しています。
初めての介助では戸惑いもあったそうですが、先輩職員のサポートを受けながら、少しずつ自信を深めていきました。
「利用者様とお話する時間が幸せです」
と語るレーさんの笑顔は、施設全体を明るく照らしてくれています。日々の業務の中で、利用者様の小さな変化に気づき、声をかける姿勢は、まさに“寄り添う介護”そのものです。

文化をつなぐ取り組み

ベトナムの文化を紹介するレクリエーションとして、ベトナム風お好み焼き「バインセオ」を提供予定。
高齢者にも食べやすいよう工夫を凝らし、皆様に楽しんでいただける時間をつくっています。
食を通じた交流は、言葉を超えて心をつなぐ大切な機会です。
また、長崎くんちやペーロンなど、日本の伝統行事にも積極的に参加し、文化交流を深めています。
社長や職員との交流を通じて、レーさん自身も地域の一員としての実感を深めているようです。

これからの目標

介護福祉士の資格取得や日本語能力試験N2合格を目指し、日々勉強に励むレーさん。
将来は後輩スタッフの育成にも力を入れ、ベトナムと日本の架け橋としてさらなる活躍が期待されています。
「自分が経験したことを、これから入ってくるスタッフにも丁寧に伝えていきたいです」
という言葉には、介護への情熱と仲間への思いやりが込められています。

お客様へ

ひばり苑では、スタッフ一人ひとりが心を込めて介護に取り組み、安心してお過ごしいただける環境づくりを大切にしています。
国籍や文化を越えて、温かい交流が生まれる場所として、皆様のご来苑を心よりお待ちしております。
今回のように、スタッフの活躍が地域メディアに取り上げられることは、私たちにとって大きな励みです。
これからも、地域に根ざした介護を通じて、皆様の暮らしに寄り添ってまいります。